シュ・ミゼラブル

趣味多すぎてパンク。雑な感想、メモ

宝塚歌劇星組 『霧深きエルベのほとり』/『ESTRELLAS~星たち~』 感想

宝塚歌劇星組 『霧深きエルベのほとり』/『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』 感想
※ネタバレあり
Once upon a time in Takarazuka
『霧深きエルベのほとり』
作:菊田 一夫 /潤色・演出:上田 久美子
スーパー・レビュー
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』
作・演出:中村 暁

出演:宝塚星組 紅ゆずる 綺咲愛里 礼真琴 ほか
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観劇日時
2019年1月26日(土)15:00~
@宝塚大劇場
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ご忠告
わたしは宝塚に詳しくないド素人ですので、ド素人目線のくだらん感想、及び日記のようなものとなります。ご注意願います。

宝塚、楽し~~!!
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久しぶりに宝塚大劇場へ行った。
宝塚はテレビ放送で少し観ていたが、実際の劇場での観劇は『ベルサイユのばら』『るろうに剣心』程度しかなかった。
宝塚への関心はあったので今までも『ポーの一族』や『エリザベート』辺りを観たいと思ったりもしたが、人気演目であることもあり、まあ当然ながら半端な気持ちではチケットが取れなかった。
今回は幸運にも入手ができたので、以前より「宝塚に行ってみたい」と言っていた母を連れての観劇に至った。

『霧深きエルベのほとり』

あらすじ

ドイツのエルベ川の河口にあるハンブルクを舞台に、荒くれ水夫と良家の娘の悲恋を描いた名作である。1963年(昭和38年)に宝塚大劇場で初演されて、以来幾度となく再演されている。

http:// https://ja.m.wikipedia.org/wiki/霧深きエルベのほとり

>??!?加山雄三!?!?!?<
※違います
少し古典的な海外文学の薫り。
ゆずる様演じる船乗りのカールの、不器用な恋のお話。
お祭りの様子から始まるので、すぐに「宝塚、キタワ~~!!」って気分になれる。
ハンブルクのビア祭りとともに繰り広げられた恋は、祭りの終わりと共に散ってしまう。
切なく去っていくカール兄さんが哀愁漂う。モテ男なのにいつも自分の身分が原因で失恋。その傷を一人で背負いながら、周りには明るく荒くれに振る舞うカール兄さん。切な~~い(涙)
全体的に郷愁を感じさせながら、所々笑いの場面もあり「こういう宝塚もあるんだな~」と新鮮に感じて面白かった。

ただ、やはりわたしの脳内には加山雄三が現れるため、何度か加山雄三の名前を出さなければ脳内の加山雄三が成仏できない。
わかってくれる人募集。

前半、礼さん演ずるロリアンが不憫だった。フロリアンはかっこいいし、頭もいいし、優しいし、人の心に寄り添えるし、しかもピアノうまい。
正直「もうフロリアンでええやん!?」って思ってしまった。
マルギットはフロリアンに対してもカール兄さんに対しても、あまりに鈍感すぎて…いや、21歳だから仕方ない…か…?

そんなマルギット役の綺咲さんも美しくて素敵だったのだが、少しこの作品では声を高めにと思っていらっしゃるのかな?と感じた。
特に素敵だと思ったのはマルギットの妹役の有沙瞳さんで、容姿だけではなく声や台詞の言い方等も美だった(雑なだが率直な感想)。
それともう一人、とある場面でソロをバーッと歌われていた、前髪パッツンめで青っぽいお衣装の娘役さん、名前がわからないのだが歌声がとっっっても素敵だった…。名前…。

警部とそれに従う方々、かっこよすぎて万歳。制服サイコーセイヤー!フォロワ~氏に秋田出身の天寿さんだと教えてもらいました。
七海さんのトビアスもイケメン男前でかっこよかったし、最後はハッピーになってよかった。オメデトビアス

あとはセットに奥行きがあり、本当に港町にいて、海が心地よく広がっているよう。潮の香りがしそう。
落ち葉がキラキラ舞う演出も、自然で美しかった。
祭りの場面に出てくる、緑を基調とした民族衣装もとても可愛くて、自分も着たいと思った。

『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』

薬物をしたときに見る幻覚

いや薬物したことないが。高熱にうなされたりしてもこういう夢見そう。
わたしのレビューのイメージは「わ~!」から徐々に盛り上がり楽しくなっていくもんだと思ってたが、
このレビューは「おっ!?」「わー!」「おおっ!?」「イェーイ!」が繰り返され、脳内が混乱に陥り、ドーパミンが出始めるタイプだった。
色々とめっちゃ面白かった。

セカオワも歌う

SEKAI NO OWARIの楽曲ってほんとはめっちゃいい曲なのでは?と思わせてくれた宝塚歌劇団星組さま。
セカオワの歌い方が好みじゃないだけで、ジェンヌ様のまっすぐなお声で聞く『夜のパレード』は好きだった。
ただ会社の人に「宝塚見てきたんですけど、セカオワの歌がよかったんです~」って言ったら「は?」って返されたわ。ですよね~

唐突なオレンジレンジ

リベルタンゴ』が流れ、カップルダンスが始まると「おっ?一旦タンゴでしっとり締めるのかな?ステキ~」と思………わせた直後の唐突なオレンジレンジ
情緒不安定

リベルタンゴは一瞬で、もはや『リベルタンゴ』ではなく『リベ』ぐらいで終わってる。
その後はオレンジレンジの『チャンピオーネ』祭りが繰り広げられるが、楽しくなってきて「もういいや~!ナーナナッナナ~!」ってなってしまうというオチ。

小出しの情熱大陸

こ、このイントロ…!キタワ~!と上がっていくわたしの血の巡りを尻目になぜか小出しの情熱大陸。「は、はよ~!」と苦しむわたしを焦らしに焦らしまくる(もう最近は毎朝聞いてる程に葉加瀬太郎の『情熱大陸』大好き)。
これほどまでに焦らされたものの、最後はなんかあっさりと終わってしまい泣
帰路にフルを自分で聞いて帰りましたとさ。
けどこのターンのダンスはキリッとセクシー、そしてとてもかっこよかったです。

最後の方でショートカット&脚見せの綺咲さんが登場したが、とても美しくて本当に本当にかっこよかった。あのシーンの舞台写真ほしいくらい。

J-POPが多くていいのかな?と思う選曲だったが、終演後母に「セカオワとか唐突なオレンジレンジとか面白かったな」と言ったところ、「面白かったけど、知ってる曲は平井堅MISIAくらしいか気付かへんかったわ」と返ってきた。オレンジレンジセカオワの気配に気づかなかった模様。意外と母世代には気付かないのかも。

タンゴからEXILEみたいなダンスまであったりして、「こんなこともできるんだよ」ってあまり宝塚知らない人にもアピールができそうなレビューだった。霧深きエルベが古風なのでこっちで弾けたのかな。

久しぶりの宝塚だったがとっても楽しかったので定期的に、且つハマりすぎない程度に摂取していきたいと思いました。

おまけ・七海ひろきさんのインタビュー記事

www.asahi.com
観に行く前に読んだもの

追記:会場で綺咲様のサイン色紙が当たったが、綺咲様ファンのご夫婦に頼まれゆずる様のサイン色紙と交換した。大切に飾ろうと思う。
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