シュ・ミゼラブル

趣味多すぎてパンク。雑な感想、メモ

三浦大知のyeahが好きなのでプレイリスト作った

3月に初めて三浦大知さんのライブを生で浴びて、一層興味が深まり今はほぼ毎日聞いてる。 

tomoshka.hateblo.jp

色々聞いてるなかで名曲だと思うものとかも色々あるが、三浦大知さんのyeah好きだな~とふと思ったので、三浦大知さんの多種多様なyeahが聞けるプレイリスト作った。ついでに適当な解説もつけた。

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『Supa Dupa Paper Plane』
作詞P.O.S, Daichi Miura/作曲T-SK, MoonChild, BIG-F
アルバム『FEVER』収録。
イェア!オーェオー!!から始まり力強いイェア!、短めの軽めイェアも、しっかりしたイェーアもイェー!イェー!も聞ける。サビにかけてどんどんイェアイェアしていく

 

『Right Now』
作詞 michico/作曲 T.KURA&michico
キスダンキスダン
冒頭囁く声で「イェーア、ライナウ」
サビ前にイェー、2番ではイェェェアも聞ける
ゴリゴリのノリノリのアゲアゲだが、三浦大知さんの声が癒しなので疲れず聞ける

 

『Delete My Memories』
作詞・作曲 Nao'ymt
8thシングル。
冒頭で「ヒィエーア………カモーン………」息yeahが聞ける
サビ前「オーイエ」あり
自分を責める切ない歌詞と裏腹のスピード感あるメロディ…。

 

『Damn』
作詞・作曲 Nao'ymt
『Delete My Memories』のカップリング曲
「オーdamn,,,damn,,,イェーアイェーア」で始まる
ゆったりめの優しい「ヒイェーア」も聞けるし、「イイェェェーーア」も聞ける。隠しyeahが散りばめられている

 

『Word!』
作詞 Jam/作曲 Patrick J.Que Smith
1stアルバム『D-ROCK with U』に収録
「イェーア」で始まり「イェアリッスン」
特に高音にはまだあどけなさがあり、「三浦ダイチです!」って感じの歌声だが、「イェア」の部分は既に完全に「DAICHI MIURAです イェア」になってる

 

『Inside Your Head』
作詞・作曲 Nao'ymt
6thシングル。
イントロに「イェー」あり。途中で「イエッエーエ」
正直あんまりイェー率は高くないが個人的に好きなので入れてしまった。イントロとリズムと息が切れそうなサビがやみつきになる。ベイベープレイリスト作っていれた方がいいかもしれない

 

『Crazy』
作詞 Daichi Miura/作曲 Daichi Miura、UTA
2ndアルバム『Who's The Man』収録。
中盤にはNo yeahだが、「イェーア」で始まり「ヒイェーア」で終わる。
クレイズィクレイズィクレイズィー

 

『Black Hole』
作詞・作曲 Nao'ymt
3rdアルバム『D.M.』
「ヒイェーア…」で始まる。もはや息。
この曲の浮遊感が好き。罪なNao'ymt。夕べ飲みすぎたせいでもないみたいだ………

 

『Your Love feat.KREVA
作詞・作曲 Nao'ymt/ラップ KREVA
ダイチ(ダイチ…), ymt(ymt…) and it's me Dr.K~~!
7thシングル、KREVAとのコラボ曲。
冒頭にYeah、途中でも聞ける。ついでに「フゥォー♪」も聞ける。

 

『Touch me』
作詞・作曲 Nao'ymt
イェーア、タッチミ アッア! ヒイェーア ダ・イ・チ、レッツゴー
3rdアルバム『D.M.』収録
タッチミタッチミタッタッタタッタチミ タッチミタッチミタッタッチタッチミ耳がゲシュタルト崩壊起こす ドゥユワナタッチ
「イェア」「イェーーーイェイ」だけでなく吐息みたいな「カモーン」も聞けるタッチミタッチミタッタッチタッチミ ヒェーア
イェーアジャストビートステーップ…

 

『Wanna Give It To You』
作詞 AKIRA/作曲 ADAM KAPIT、Jon Andre Gordon、Michael Aaron Gordon
17枚目シングル「Unlock」カップリング曲。
ベビ セイ イェー イェー ア~
そもそも「全てyeah」という歌詞がある時点で完全にyeahソング認定
不穏な電子音から始まるのに、ポジティブな歌詞と共に解放に向かう感じが好き。癖になる。
ついでにA面のUnlockもシリアスなメロディなのに、「閉じ籠らず自分の殻を破って自分らしく」という歌詞で自信をくれるから好き。

 

『MAKE US DO』
作詞 MOMO"mocha"N. /作曲 BACHILOGIC, Claude Kelly
5thアルバム『FEVER』収録
冒頭の「アッ ヒイェア ベイベー」セクスィー。
サビは低めでほぼ強い息のヒィエア!ヒィエア!の応酬
サビ以外にも低めのヒィエア!イェアーが散りばめられておりメロディよりヒィェア中心で聞いてしまう始末
できるソマッチユネバニュークッドュ イェア
これもイントロから好き

 

『Breathless』
作詞 Daichi Miura/作曲 Alexander Holmgren, Coach & Sendo
23枚目シングル『Be Myself』カップリング曲
息の仕方思い出せなくなってオーイェー…してる
A面の弾けるような雰囲気とは違ってじっとり、湿気を含んだセクシーさがある よいシングル盤

 

『Chocolate』
作詞 MOMO"mocha"N./作曲 B.Hazlegrove・M.Gill・C.Hugo
4thアルバム『The Entertainer』収録
こんな時間に良くない~ライクチョーコレッ…まるでアイムァチョコレッ イェーー…
優しすぎるイェー……… まあ僕はかまわない…
じっとり枠 まるで我が耳チョコレッ イェア…になる。耳が溶ける。

 

『Elevater』
作詞 Daichi Miura・SUNNY・Chrishan・Kyle Christopher Coleman/作曲 UTA・Chrishan・Kyle Christopher Coleman
ドンストップトップマイエレベタ エレベタ イェア エレベタイェア
4thアルバム『The Entertainer』収録
「イェー」「オーイェー」等 さりげなくイェアが散りばめられてるのでYeah目線からの聞き応えもあり
サビの「アア~↑イヤ~アア~↓」がめちゃくちゃ好きなのだがこれもyeahに入る?
ユマイユマイエレベタ エレベタ… エレベタ…

 

イェア………

 
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Wanna Give It To You

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Touch Me

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MAKE US DO

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清水音泉でyeah「KSR for OSAKA~清水音泉ぶっとばされる?」

☆書きかけで放置していた間に『OTODAMA'18-'19~音泉魂~』の開催が発表されていた!!おめでとうありがとう!
という事で責任もって放置していた分を無理矢理書き終わらせたが、グダグタで中身がないものに仕上がった

【出演】
サンボマスター/レキシ/キュウソネコカミ
*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・
公演日時
2019年4月9日(土)17:00~
@ZeppOsaka bayside
*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・
清水音泉さんが大変らしいので開催されたライブ。

昨年の晩夏、音泉魂'18の中止はわたしも泣きましたよ。音泉魂(以下オトダマ)自体が楽しみだったし、出演者もレキシ、Suchmosスカパラ、OKAMOTO'S、CHAI…など…など…
うわ観たいんですけど。改めて未練、台風憎し。

水害・土砂崩れ等に縁がない土地で暮らしていたため、台風は「規模によっては甚大な被害をもたらす災害ではあるが、ついでに学校を休みにしてくれちゃう」くらいの存在だった。
その認識は間違いであったと去年知る。
帰宅難民になり、翌日帰宅しても停電で真っ暗。
そして…泉大津フェニックスのオトダマステージを破壊。
許さねぇ台風!…何号だったか忘れたが。
「台風来るけど、オトダマとは被ってない!ヨッシャ~!」って思ってたのに、(ラッシュボールでも数週間前に見た)オトダマのステージらしきものが破壊されてる姿がニュース映像に写り込んでいた。許さねぇ台風!…

我々は悲嘆に暮れたが、主催者である清水音泉さんはそれ以上に落胆したことでしょう。後日グッズを注文して、そこに同封されていたパンフレットを見ても、特に今年は例年とはちょっとテイストの違うオシャレなコンセプトだったようで、力が入っていたのだと思料した。

清水音泉(しみずおんせん)さんとはライブプロモーションをする会社で、同じくプロモーターであるサウンドクリエイターから独立してできた小さな会社である。野外フェス『OTODAMA~音泉魂~』の主催などもしている。
主に関西中心のライブ運営をしていて、関西のラジオ(主にFM802)を聞いているとよくこの名前を聞くと思う。
個性的な会社で、公式サイトも面白い。
www.shimizuonsen.com
今回のMCをしていたFM802のDJ中島ヒロトさんが過去にブログで清水音泉さんを説明していた記事もあった。
news.yahoo.co.jp

そんなこんなで、大変だった(っぽい)清水音泉さん救済のためにキュウソネコカミ(K)、サンボマスター(S)、レキシ(R)が立ち上がり行われたライブイベントがKSR for OSAKAである。
発表されてすぐ同行者に連絡し、チケットを申 し込んだ。ちなみに先行だけで完売して一般はなかったのでラッキーだった。

ライブ中は結構嫌なこととか腹立つこととかあったが。
ライブハウスとかフェスってだいたい体と精神の殴りあいがあるが、今回はまあまあやばかった、が、それはおいといて………

サンボマスター

サンボマスターのライブは初めて観た。
簡単に言えば宗教。ズドン!ズドン!ってメッセージを伝えてくる。熱く語る言葉は強く、あまりに強いので初めは「説教されてるのか?」という気分になるが、言葉がグサグサ刺さるにつれて、勇気に変わる。説教じゃなくて『説法』。瀬戸内寂聴か?

数日前に音楽プロデューサーの松原さんのことがありサンボの山口さんも相当参っていた様子で、全編“松原(さん)に捧ぐ”という感じだった。

「お前らは何の役にも立てないとか、そういう風に思ってるかもしれないけど、ここにきて俺たちの役に立っている」
っていう言葉が心に残った。
山口さんは基本的に“教祖”で瀬戸内寂聴だったが、後ろを向いてお水を摂取してる時の丸い背中は普通のおじさんで安心した。

レキシ

自分がCMに出てるからってファブリーズをシュッシュしながら登場。「順番に回してって~」って客席に渡してたが最終どこ行ったか不明。
いつもの、一曲やっては「レキシでした~!」退場芸めっちゃすき。
そしてライブハウスで浴びるレキシは、最高。キラキラ武士のフィーバー度もすごかったな。

GOEMONのイントロで、「えっ?くる?くる?くる?………こね~!三浦大知はこねー!!」って一人で煽る。
来るわけないだろわかっとるわ~!期待もしてないわ~!こんなとこ来たらびっくりするわ。

そういえば会場で安定の稲穂が販売されていた。ライブハウスでグチャグチャになるのを懸念したから持っていかなかったのだが、その一方で「ク~ッ、持参してマウントとれば良かった~」などと思ったりもした。結果はなくて正解だったが。ボロボロになる。
池ちゃんが「サンボのとき、誰か我慢できなくて稲穂ちょっと振ってただろ!モニターで見てた!ひやひやした!」って言ってたのも笑った。

稲穂はもはや俺の臓器、その通りですね(次のキュウソをいじってあげるの優しい)。

キュウソネコカミ

池ちゃん(レキシ)が出て来て説教。米米米米が稲穂、推しのいる生活MVが歴史に関連してるから許可とれ!という理不尽なお怒りで正座させられるキュウソメンバー。ツッコミやってるヤマサキセイヤさん、普通に芸人である。
KMTR645はもちろんやる。このために645Tシャツ着ていった。
tomoshka.hateblo.jp
3ヶ月連続キュッキュッキュしたからもうしばらく生きていける…。ホエールライドオンも無事舞っていた。

INTEX(インテックス) リルホエールライドオン 152×114cm 58523 [日本正規品]

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清水音泉でyeah--!したり、ビっビビっビビっビビったり、米米米米したり、ヤンキー怖がって40代で死にたがったりして楽しかった。the bandもよかった。ギリ昭和でありがとう平成もできた。最後のソゴウさんのドラムで思わず合掌したし。
この記事も平成最後の記事になりそうだし。それもどうなのか。

完全に余談だが、帰りに「キュウソネコカミってさ~、楽しいけど歌詞は何言ってるかわからん」っていう声を聞いた。
勿体ないです、アナタ。歌詞を見てください。歌詞を、読んでください。歌詞を、味わってください。確かに聞き取りにくいかも知れない。だが、歌詞を文字で味わってから再度聞いてください。その歌詞はあなたの体内に取り込まれ、血となり骨となる………
とにかく、ヤマサキセイヤの歌詞は天才なので。レキシでした~!

最後の仮装大会(世界各国からのゲスト)

池ちゃん(レキシ)の土屋太鳳は土屋太鳳じゃないし、普通にチアガールの格好したおじさんだけどかわいかった…仕草とか…やばいかな。

だがそれを超えるくらいかわいかったのが、カワクボタクロウさん(キュウソ)のキキだったんですが。サイズ感もかわいいし、脚もきれいだし、ちょっとツンツンしてそうな感じがかわいかったですね。写真でみてもかわいいですね。

セイヤさんのひょっこりはんも、ヨコタさん(キュウソ)の四星球まさやんも本物出てきたんかと思ったが。頑張ったで賞。(近藤さん(サンボ)の薬師寺天膳はバジリスクわからんから似てるかどうかもわからんかった)
ヨコタさん、手作りの小道具すごい。

ソゴウタイスケさんの腕

茂じいになったオカザワさん(キュウソ)がギターボーカル、カワクボキキがベースの、サンボマスター『できっこないをやらなくちゃ』サプライズが時結構熱かったんだが、その横でずっと特に歌わず立川談志のモノマネし続ける本家(山口さん)。カオス空間。

アヴリルラヴィーンのソゴウさん(キュウソ)がドラムを叩いている姿が神聖だった。誤字ではありません。新鮮ではなく神聖です。アヴリルから結構逞しい腕が見えて神聖でした。さすがドラマー。優しそうな顔してるのに。また合掌してしまいました。

最後の仮装登場で学祭みたいになったけど、オカザワさんの熱唱で締まった…?
珍しいイベントだったので行けてよかった。
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因みに痩せたガリガリガリクソンを拝見したけど痩せても中身はガリガリガリクソンだった。

ちゃんとした公式のレポ

spice.eplus.jp

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』感想

※ネタバレあり

原案・原作:ウィリアム・シェイクスピア

作:ジェラール・プレスギュルヴィック

潤色・演出:小池修一郎

[出演]★は見に行った回のキャスト

ロミオ:古川雄大★/大野拓朗(Wキャスト)

ジュリエット:葵わかな★/木下晴香/生田絵梨花(トリプルキャスト)

ベンヴォーリオ:三浦涼介木村達成★(Wキャスト)

マキューシオ:平間壮一★/黒羽麻璃央(Wキャスト)

ティボルト:渡辺大輔/廣瀬友祐★(Wキャスト)

死:大貫勇輔★/宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)(Wキャスト)

春野寿美礼シルビア・グラブ岸祐二、宮川浩、秋園美緒、姜暢雄石井一孝岡幸二郎

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観劇日時

2019年4月13日(土)12:30~

@梅田芸術劇場 メインホール

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POPでROCK!!・・・確かにPOPだった。ROCKかはわからないが。

正直SNSで色々と言われているのを見てしまっていたが、わたしの観劇モットーとして「自分の目で見てどうか判断する」「面白いとか好きかとかは自分で決める」というモットーがあるので、まあ普通に気にせずに観た。

え?結構面白いし楽しいやん!というのが率直な感想。

確かにスマホとかラインとか既読とか出てきて軽さがあるけど、「シェイクスピアロミオとジュリエットをそのままの世界観でやります」とは別に言ってないし、POPでROCKなロミジュリなのでこれはこれでありかな~とPOPでROCKな人間である私は思ったのだった(説得力なし)。

ただ原作(仏版)を観たことがないので、思い入れがあったら苦しいのかな。知らないけど(説得力なし)。

そんな説得力がないわたしが、説得力がない感想を書きます。

HiGH&LOWの世界

「♪ここはヴェローナ~」って言ってたけど、わたしにはHiGH&LOWの世界に見えたので、ここはSWORD地区。

争う二つの家に巻き込まれた若者たち。彼らは喧嘩が大好き!といった感じで威張りあっているが、結局は大人たちのつまらない虚栄心に巻き込まれてるという悲壮感がある。

ていうかそもそも『家』ってなんだよって思ってしまうゆとり平成人。争いって良くない。LOVE&PEACE☮

主役は勿論ロミオとジュリエットだが、ベンヴォーリオとかマキューシオとか、ティボルトとかママやパパたちも一人一人各々の葛藤を抱えてて、『全員主役』。

あれ、どっかで聞いたこの言葉…HiGH&LOWだ!

 

心優しいおぼっちゃんなロミオ

見た回のロミオは「ヴァーチャルリアリティーVR)俳優」こと古川雄大さん回だったので、以降のロミオに関しては「美の化身俳優」こと古川雄大さんのロミオであると定義します。(追記:後述の辛口先輩から大野ロミオもよかったよー!って聞きました。見たかったな。)

ヴェローナがSWORD地区だったので、ロミオのキャラも「オラオラウェイウェイ系だけどピュアな恋、しちゃった…?!」って感じかと勝手に想像していたが、違った。

「僕じゃなくて、僕・た・ちがこれからの世界の王だよ!」とか言って皆と踊っちゃって、心優しくて偏見を持たず、仲間想いの愛され系おぼっちゃんだった。

ヤンキーたちから「こいつは守ってやらないと!」ってなるやつ。わたしも「客席から守ってあげなくちゃ!」って思ったもん(?)

倒れたふりをしたベンヴォーリオに驚いて「AEDAED!」って慌てふためくロミオもかわいかった。

古川雄大さんは、「喜びを抑えきれない!」っていうの演技と、何かを恐れているときの演技がわたしのハートをキャッチプリキュアしてくるから好き。

ジュリエットに出会って驚きと喜びが混じった笑顔、愛しいね。

 

古川雄大さん、ロミジュリでも影を恐れて死と踊る

「葛藤似合いすぎ俳優」こと古川雄大さん、ロミジュリでも影を逃れてたし、闇を広げられて死と踊らされてた。

全体的に現代風で親しみやすい舞台なのに、ロミオが死の影を感じて葛藤しているシーンは急に重くなる。

楽しく皆と盛り上がっていたのに、突然不安と不気味さに襲われるロミオ。

葛藤して苦しむ古川雄大さんが個人的にかなり好きなのでこの場面は大好きだが、統一感はないかもしれない。

けどこの設定が時折の〆効果を持っていたかも。

「死」の表すもの

大貫さんの演じる「死」が、いつも影から見つめているのは不気味さがありつつどこか美しく、勝手にゾクゾクしていた。

この「死」は、若者の抱える不安を描いているのかなと思う。楽しかったりしていても、唐突に襲ってくる不安。具体的に何に不安を感じているのかはわからなくて、単なる将来への不安というのでもなく。急に泣きたくなったりすることもある。その状況に似ていると思った。

 

ちなみに、自分はできないものの、他人がダンスしているのを見るのが好きなので、キレキレダンスを披露する古川雄大さんのどや顔も見られて嬉しかったです。

 

ジュリエット

葵わかなちゃんさんのことはマイネオCMとわろてんかのイメージしかなかったので、「きっとかわいいんだろうな~」くらいしか思ってなかった、当初。

しかし実際に拝見して、「ステキじゃん!?」ってなった。

可憐で純粋だけど表情豊かで意志を感じるジュリエット。ただの世間知らずのお嬢さんジュリエットでもなく、後半にかけては堅い意志を感じるような。

人の一生を演じ抜く朝ドラは鍛えられるよな。

お歌も伸びやかで心地よかった。

わたしはただの素人だが、なんだか彼女には舞台が似合う気がしたので継続的に舞台(ミュージカルに限らず)でもお芝居して輝いてほしいと思った。


木下晴香ちゃんさんのジュリエットも是非観たかった。これは結構心残りになっている。日程がどうしても合わず拝見できなかった…。

そのおかげ?で葵わかなちゃんさんもステキだって気付けたのはよかったかな。

 

ベンヴォーリオ

ベンヴォーリオ好演の木村達成さん、舞台映えするルックスだし、お歌も素敵だし、コミカルな演技もできるし、声も聞き取りやすいし、my最優秀助演男優賞

ロミオママ(モンタギュー夫人)のマネしてコミカルな顔を見せたり、ロミオを心から心配したように狼狽したり。この舞台の世界に引き込んでくれる役割をもつ存在。

ミュージカル好き辛口先輩に、「古川雄大さんみたいにテニミュ出身なんですけど、めちゃめちゃ期待大のキャストがいます!木村達成さんです!まだわたしも達成ベンヴォーリオ観てませんけど、絶対推せます」って大口叩いたんだが、後悔なし。後日辛口先輩も褒めていた。後悔なし。

エリザベートのルドルフ役も楽しみです。


それにしてもベンちゃんは不憫である。マキューシオを亡くしてロミオまで失ってしまった。神父様曰くニートらしいが(美しきニート)、これからどうするんだろう。彼はなんとなくグレずにまじめに生きていけそう。何の話?

 

クラブな舞踏会

仮面舞踏会がクラブなの、いいな。

家でクラブなパーリーがすぐ開催できるってどんなパリピ家やねんとは思うが。

それにしても「この人があなたの結婚相手よ」って感じでジュリエット導いてたけど、つまり仮面で隠していてもほぼ「この人の正体はさっき言ったパリスやで」って言ってるようなもんでは?意味なくないか?ってちょっと思った。

まあいいか。

 

モンタギュー夫人の衣裳が好き

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↑は前回の記事だけどわたしが言いたい衣装とおなじ。

秋園美緒さんが纏ってる衣裳。やわらかくて上品できれい。色合いもカーテンみたいで好き。ついでに秋園さんの髪型も好き。

モンタギュー夫人が出てくる場面は、無意識に双眼鏡越しで夫人見てしまったかも。

こんな服が似合う人になりたい。

基本的にこの舞台の衣裳は個性的でかわいい。R&Jダンサーの衣裳も、両家共にかわいかった。

そういえば客席に全身赤色の方がいらっしたんだが、キャピュレット強火勢だったんだろうか。

 

愛は凶器でありアイデンティティでもある

いくらPOPでロックだと言っても、いくら舞踏会がクラブでも、元の題材にある悲壮感はあって。

ロミオもジュリエットも、愛を受けていなかったわけではないと思う。

ロミオは大切に可愛がられながら育ってきたし、周りからも慕われていた。

ジュリエットは少し複雑な事情があり、実の親から十分な愛を受けたかはわからないけど、少なくとも乳母からは実の娘のように可愛がられて育った。

二人とも物理的には孤独ではなかったはずだが、心のどこかに空白があったのだと思う。

もし古典的な演出なら「昔のロマンスですね」って感じて終わってしまった可能性もあるけど、現代演出だからこそ身近でリアルに感じる部分があった。


さっきも書いた、若者特有の不安に似た空白、二人は互いにそれを埋められる存在だと信じて惹かれ合った結果、周りが見えなくなって悲劇を起こしてしまった。

愛は人の思考を麻痺させる凶器。

ロミオとジュリエットの二人だけではなく、ティボルトも同様に周りを見失ったひとり。現実においても、対人のみならず対モノでも、対架空の世界でも、人を暴走させてしまう力がある愛。

けどそれを封じ込めると、アイデンティティを失うことにもなる。

誰を、何を好きになっても自由なはずなのに、その自由を奪われることは自分を失うことと同様になる。

ジュリエットはパリス伯爵との結婚を強制的に決められ、「ロミオを愛したい」という意思を否定される。『家』も人物を位置づける一種の個性だが、ロミオとジュリエットはその枠にとらわれない、個としての生き方を望んだ。

これも特に今ホットなトピックスだけど、普遍的なテーマだよな、って漠然と感じていた。

現代風だからこそ、わたしはメランコリーさを感じた気がする。

 

ラストの神父がメールで連絡するとこだけ、もうちょっとなかったかと思ったが。せめて電話かな。

 

おわり

簡単な感想になったが、時間を置いたらもっと出てくるかもしれない。

とりあえずわたしは面白かったし、次もし再演があったら観に行くかも。



 

 

プロ侍、山本耕史がニートから侍になる話『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」感想

※ネタバレあり

原作・演出:たいらのまさピコ(河原雅彦)

上演台本:たいらのまさピコ(河原雅彦)・大堀光威

音楽:レキシ/音楽監督:ヒロ出島(山口寛雄

振付:梅棒

【出演】

山本耕史 松岡茉優 佐藤流司 高田聖子 井上小百合(乃木坂46)

前田悟 浦嶋りんこ 山本亨 藤井隆八嶋智人

梅澤裕介 遠山晶司 楢木和也 野田裕貴/巽徳子 YOU 碓井菜央 佐久間夕貴 五十嵐結也 永井直也/カイル・カード サラ・マクドナルド

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観劇日時

2019年3月31日(土)13:00~ @オリックス劇場(大阪)

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NHK時代劇枠御用達俳優であるプロ侍、山本耕史ニートから侍になる話。

それが愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』である。 www.rekitheater.jp

当初「あのレキシの名曲たちがミュージカルになる!」というニュースを目にした時「いやいやまた舞台化かい~何でもかんでも最近は舞台にミュージカルにって…ってレキシ?あのレキシ?(レキシの表情の絵文字)」と混乱したことを覚えている。

ただ、大阪公演の期間は年度末なのでなんとなく(ただとにかくなんとなく)バタバタしている時期に感じ、「どうする…念願の山本耕史も観れるが…見送るかもしれない…レキシが出る訳じゃないしな…。てか本家のライブ行くし(マウント)?御免!」と一時見送っていた事実をここに公表し、謝罪いたします。

 

2月。(BGM♪ほら貝の音)

大阪城ホールのアリーナにいた。去年の夏から楽しみに待ちわびていた『レキシ TOUR 2018 まんま日本ムキシばなし』ファイナル公演である。

無論大盛り上がりでわたしも大暴れした。

そこにゲスト兼レキシアターの宣伝で八嶋智人さん(レキシネーム劇団シキブ)が登場、華麗なダンスと八嶋節を披露していた。

「やっぱりレキシの歌サイコー!レキシアター一時見送ってごめん!行きます!!(稲を振りながら)」と観に行くに至ったのだった。

 

ちなみにこの感想、「なんだかよくわからないけど、とりあえず楽しかったのかな」ってことくらいしかわからないです。少なくとも自分で見返してそういう気持ちになった。

あらすじに関してはうまく説明できないので、なんか適当に検索して見つけてください。

 

 

まさかのお葬式オープニング

いきなりレキシこと池ちゃんのお葬式映像から始まって笑う。

ストーリーは、弔問に来たいとうせいこう氏(足軽先生)が「今までの作品をどうやって残していこう」と嘆いていると、河原さん(演出)が登場し「ならミュージカルにしよう!」って提案し始めてどうにかこうにかなって、最終的に八嶋さんにレキシが憑依するという展開。

「あ~もうレキシだな、今から何が起きてもレキシの世界だから」という非常に寛容な気持ちになれてしまう。すでに観客はレキシーランドに引きずり込まれているのだ!(てかレキシーランドって何?)

 

NHK御用達侍がニートから侍になる話

一番初めに使うやすりレベルに粗い粗筋。

主人公・織田こきん君山本耕史さん・引きこもり歴25年)が歴女アイドルカオリコ様松岡茉優さん)に憧れて日本史の勉強を始め、いきなり『夢の国・レキシーランドに迷い込み、そこで色々あり揉みくちゃにされつつ人間として成長し、最終的にニートを卒業してハッピーエンドという話である。

NHKの時代劇御用達侍であるはずの山本耕史さんがまさかのクズニートだったのだが(詳細は後述)、最後は武士の姿で馬に乗り、殺陣を披露してくれる。見どころです。

 

実質ユニバ

正直ミュージカルなのかと言われたらちょっとわからないが、マンマ・ミーア的な感じで展開していくのでまあミュージカルなのかな。楽しいからどっちでもいいや。

こきん君(山本耕史)たちとカオリコさま(松岡茉優)が突如送り込まれたレキシーランドそこはウォルト・レキシープレゼンツの夢の国。ウォルト・レキシーて。

明らかに某かわいいネズミ君たちがいる国の模倣だが、どっちかといえばユニバ(我が大阪が誇る巨大エンターテイメント施設ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの意)だった。この舞台そのものが客席参加型のアトラクションみたい。オリックス劇場に来たつもりだったが、桜島だったのかも。

 

山本耕史を褒めるコーナー 

歌がうますぎ山本耕史

山本耕史さん(以下、ヤマコー)の役は引きこもり歴25年のプロニート織田こきん君(その過去には複雑な事情があるのだが)。

黒縁メガネと上下ジャージのもうダメダメルックスで、趣味はネットサーフィン、母親にはLINEで「カレーを作れ」と命令しちゃう感じのクズである。歌を歌わせたあかつきにはカスカスフラフラな歌声が聞こえてきそうである。

あのキメ顔が似合うヤマコーさんが、あの現代に生きるサムライことヤマコーさんが、持ち前の役者魂の力で見た目も話し方も根暗引きニート野郎にしか見えない。この姿見るためだけでも来た甲斐あったなと思った。

そんなクズオタ版ヤマコーが歌う場面になると、急に中の人が出てきた。

圧倒的な声量&美声で我々を包み込んでしまった。「いや…上手すぎる歌!!」って思わず粗品になったわたし。見た目とのギャップ!!急にオンステージ!!私の中に棲む粗品、ツッコミまくってた。

今まで「あ!ヤマコーさんの舞台(ミュージカルに限らず)観なくちゃ!」と思ってた割に何故か未見だったのだが、生歌まで拝聴してしまった。サンキューレキシアター。

 レキシ愛と山本耕史

正直この舞台は実質ヤマコーシアターだった可能性がある。

レキシの楽曲で紡がれる舞台なので、無論レキシへのリスペクトと愛は感じたが、それに負けず劣らぬfor山本耕史へのBIGLOVEを感じた。

とりあえず八嶋智人山本耕史への愛は爆発していたし、制作側の愛も感じた

なんでもできちゃう山本耕史、歌も抜群山本耕史、ダサイ役もかっこいい役もできちゃう山本耕史山本耕史ラブ!俺たちの山本耕史を見ろよ!スゴイだろ!っていう声、聞こえてきた気がする(幻聴の可能性もある)。

 土方歳三ご本人登場

大河ドラマ新選組!』で自我が目覚めた(?)このアカウント、感無量。

あの、土方歳三さん(洋装エディション)が大阪に!オリックス劇場の舞台に!いらっしゃったのですね~ヤバイな。双眼鏡越しに目から栄養を吸収するように見てしまいましたね。

つまりヤマコーさんが土方歳三の姿で、土方歳三になりきって登場したのですね。『新選組!』を見ていた頃からしか過去の記憶がはっきりしてないといっても過言ではない自分は、思わず合掌してしまいました(神格化)。しかも八嶋さんに対して「武田観柳斎だか知らねえけど~」的なこと言ってた。ファンサ、オイ!過剰摂取により卒倒。

 

演出家の闇を感じる第二幕

ここまでほぼヤマコーさんの話しかしてない。

とにかく、笑いを織り交ぜながらユニバのアトラクションみたいに勢いよく進んでいく第一幕なのだが、第二幕あたりから暗さを見せ始める。

歴史操作による世界(レキシーランド)の歪み?だったり、ウォルトレキシー(って何だよ)が磔になったり、こきん君の架空のキャラ(ヨシツネ・佐藤流司君)と明智藤井隆さん)が暴走したり、血生臭い展開に。

演出家はレキシネームたいらのマサピコこと河原雅彦さんで、『人間風車』とか『ライチ☆光クラブ』等の演出をしている。思わぬ闇展開でちょっと(ぞわ・・・)と演出家の闇を感じたが、最終的にはこきん君の自立、カオリコ様の過去との決別、そして二人が結ばれてハッピー♪で感動なラストだったので安心した。

 

レキシの楽曲、最高

レキシの楽曲は何かのオマージュだったりするものもあるし、キャッチーなのであんまり曲を知らない人でも楽しく盛り上がれると思うし、ラップとかロックとかファンクとか幅広くて面白いと思う。

おそらく今回観た人の中にもレキシをあまり知らない人もいたと思うが、最後の『狩りから稲作へ』では客席全体が稲穂を振りながら盛り上がっていた。

実際に「2曲ぐらいしか知らんかったけど、楽しかったしライブ行きたくなった」って声も聞こえたし。

無論わたしは勝手に盛り上がり、思わず立ち上がりそうになったし、なんでスタンディングじゃないんだとまで思ってしまった。お芝居だからです。

あと時々鳴るチャイムが『歴史ブランニューデイ』のイントロだった。好きな曲なので「あるんだ!いつフルでやってくれるんだろう」と勝手にワクワクしてしまっていたのだが、使用されたのはイントロだけだったのでこれは悲。

『参勤交代』

エレクトリカル参勤交代笑った。参勤交代がエレクトリカルパレードの発想はなかった。明智さん(藤井隆)曰く時間稼ぎシーンだったらしいが、めっちゃ好きだった。

『きらきら武士』

名曲。feat.椎名林檎女史(レキシネームDeyonná)の楽曲。

武士になって狩衣を纏ったこきん君が、暴れん坊将軍みたいな白い馬に乗って金の紙吹雪が舞っている姿が単純に美しかった。

きらきら武士は大人数で聞けば聞くほど気分が昂揚して最高にハッピーな気分になる。この曲で退場する結婚式、どうですか?

『KMTR645』

ネコカミノカマタリことキュウソネコカミとのコラボ曲。

この舞台でKMTR645やるって知ったときから脳内の40%くらいはこの曲のことばかりだった。物販で645Tシャツを見つけた時は大興奮し、秒で買った。

ちなみにキュウソのキーボード・ヨコタさんも同じ日に観劇をしていたらしい。

 肝心なKMTR645シーン、本来キュウソのオカザワさんが掻き鳴らすかっこいいギターソロのシーンを、ヤマコーさんが弾いていて(生演奏)、めっちゃめちゃにかっこよかった。この人何でもできるな。その裏にはきっと負けず嫌いな努力があるんだろうな。

本家もお喜びです。

それから、どさくさに紛れてあのふんどしダンサーが赤ふんどしで華麗に舞っていて幻覚を見ているのかと思った。五十嵐結也さんhttp://yuyaigarashi.com/)とおっしゃる方なのですね。

というのも、前日にお笑い番組トレンディエンジェルの斎藤さんによる『Lemon』(紅白パフォーマンス)のパロディをしているのを偶然視聴しており、そこで例の五十嵐さんが小春ポジションで華麗に舞っていた。「誰?説明は?えっ赤ふんどし…っていうか華麗!」見た目のいかつさに似合わぬ柔軟さと計算されたポジショニングが刺激的だったので、脳内に焼き付いていた。

その次の日にまさかあの謎ダンサーを目にするとは思っておらず、タイムリーにもほどがあったが、正体が分かってすっきりした。華麗だった。

キャスト

出オチの藤井隆

モニター「引きこもりサポートネットワークの明智藤井隆さんの顔)」

もうそれだけで笑うやん。爆笑した。藤井隆さんの優しそうな笑顔、似合う。そしてアケチノキモチ歌わせようとしてるのもろバレ。歌ってました、ステキだった。

高田聖子さんが怖い

こきん君のママ役。やっぱ凄いし凄すぎて怖い、めっちゃ笑わせてもらった。体張り具合に勢いがあるだけじゃなくて、歌もお上手。

特にジャジーでブルースなナンバーSAKOKU(feat.オシャレキシこと上原ひろみ)を幕開けに歌い上げていて「かっっこいー!」ってなった。

圧倒的な歌声浦嶋りんこさん

この人の歌に関して気軽に上手だとか言ったらもはや失礼にあたるやつ。浦嶋さんのレキシが聞けてラッキーな具合。「もっと聞かせて~はは~!」って心の中で平伏した。役柄も腰元とか卑弥呼とかぶっ飛んでて面白かった。

 

締め?

松岡茉優さんの全身全霊な演技もよかったし、井上小百合ちゃんはユニバのクルーみたいでかわいかったし声もきれいだし、佐藤流司の刀剣で鍛えた刀捌きとイケメンキャラも決まってて面白かったし(こきん君に「チュ」って言うところ笑った)、八嶋さんは池ちゃんにしか見えなかったし、みんなすごかった。お歌も上手だし。

色んなキャストさんが活躍してたけど書ききれない、あ、龍馬伝の龍馬(福山雅治)も似てて笑った。

パンフレットやポスターのデザインもオシャレでかわいい。公式サイトも。

ていうかやっぱりレキシの歌っていいな。舞台って面白いな。

結局結論はそこ。これをきっかけにもっといろんな人に聞いてほしい。

 f:id:tomoshka:20190416195841j:plain

追記)帰り道、同行者に「GOEMONなかったな」と言われた。確かにちょっと残念だったが、「ビック門左衛門(三浦大知)の歌はカンタンじゃないからな~」と上から目線で語っておいた。

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三浦大知を浴びた衝撃『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END』

『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END』感想

※ネタバレあり

*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・

参加日時
2019年3月13日(水)18:30~★ツアー最終日

大阪城ホール

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*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・

「スゴ・・・ヤバい・・・芸術なのですが・・・」

この言葉しか出てこなかった。

三浦大知さんの「色んな感情を歌やダンスで表現する力」を浴びた後に実感する、この自分の語彙力と表現力のなさ。泣いたね。

何がどう凄いかは信頼できるブロガーさんが残してくれてるので、この方の記事を読んでください。

sinario19.com

きっかけはWOWOWで放送されていたBEST HIT TOURと(RE)PLAYツアーで、「これスッゴイけど、生で見たらどうなるんだろう・・・?」という好奇心からチケットを入手したのだった。

曲は有名どころ(『EXCITE』とか『(RE)PLAY』とか最近のものとか)は気に入ってよく聞いていたが、あくまでニワカミーハーだったわたしなので「こんなわたしが行ってもいいのか・・・?怒られないか(誰に?)?」と若干ビビッていた。

結論は行ってよすぎた。むしろ「ちょっと知ってるけど~」とか「なんかちょっと興味あるんだけど~」って人は絶対行ったほうがいい。最高なので。

音楽の擬人化、ジャンルそのもの

生のステージを見たら、「とにかくダンスがめっちゃスゴい!感動!」って感想が主になると思ってたけど、ダンス以上に歌が凄すぎたことが衝撃

勿論ダンスもめちゃくちゃ凄かったし、歌が上質なことは前からわかってたことなんだけど、生で聞く歌声の迫力、4DX。

三浦大知さんの歌声って最強ヒーリングボイスだと思ってるのですが、そのヒーリングボイスが全力で放たれて押し寄せてくるのは、生じゃないとわからん。ダンスナンバーも、バラードも。

(ちなみに動いててもまっすぐ聞こえてくる歌が信じられなさすぎて「ほんとに生か!?」って疑い始めてしまったけど歌詞飛んでるとこあったのでやっぱ生声だった。)

『Anchor』の最後、マイクをどんどん下げて、腰あたり通り越してってて、実質生声だった。「ここ、大阪城ホールなのですけど…聞こえる…声量どんなやねん!!」って心の中で叫んだ。

あと時々吐息をきかせてくる。『Can You See Our Flag Wavin'In The Sky?』のスタンドマイクパフォーマンスの時の「ハァ~…」とか確信犯すぎて、セクシー罪現行犯逮捕(?)。

この人は、楽器の一つとして声を放って、表現道具の一つとして身体を使ってるんだろうなと思った。音楽の擬人化、ジャンル三浦大知

 かっこよすぎる演出

演出も超かっこいい。360度ステージなのだが、囲む照明、上がるステージ、スモークすべてが音楽と連動していてきれいだった。

登場シーンもクールだった。ステージを囲むように垂れ幕がかかっていて、≪静≫なイントロの『Be Myself』から始まる。

その中にご本人が登場しパフォーマンスするのだが、垂れ幕で隙間からしか見えない。それだけでも神秘だし、垂れ幕をスクリーンとして姿がアップで映しだされ、「いる!!」って会場が湧く。そして垂れ幕が降り、ついに観客が三浦大知を召喚してしまう。このオープニングだけでも「クゥ~!ヤバいとこ来ちゃったな^^」と思った。

それから、わたしはダンスのことについてはそれほど詳しくはないのでなんとなくなだが、ダンサーが「バックダンサー」ではないと感じた。ご本人もダンサーも演出の重要な一部なのだ。仲がよさそうなのもよい。いきいきしている。

そんなダンサーと一体となって魅せる『Black Hole』生「無音ダンス」は靴のキュッキュッって音(テニミュのOPに出てくるみたいなあの音)も細かく聞こえて圧巻でした。

とにかく謙虚。

観客にも感謝するし、最後のメンバー紹介でバンド、ダンサー、そしてステージ下のスタッフにも丁寧に感謝する。

トーク優しい癒しのさわやかお兄さん。バラード前の静かな準備タイムの時にちびっ子が「だいち~」って言い始めて(かわいい)、それにつられた他のちびっ子たちも「だいち~」「だいち~」と声をかけ始めたのだが、姿を見せた三浦大知さんの「大知で~す」の優しさ、パパ。

ステージはカリスマ的なのにそれを見せつけない。椎名林檎みたいな、カリスマ性を存分に見せつけてくる演出もめちゃくちゃかっこよくて大好きなのだが、三浦大知はまた違った魅力がある。カリスマなのに距離が近い。

「こんなこともできますよ」「こんな感じでやったらかっこいいと思うんですけど」「どうですか?」という印象、とんでもなく凄いことをしているのに。限界に挑戦しながらそれを楽しんでいらっしゃるのを我々が拝見している感じ。そんなステージ。しかもそれが楽しい。最高では?

星野源の『アイデア』カバー

PVの振付を担当したことをきっかけに、このツアーでカバーすることにしたらしい。

至福すぎ。音源化してほしい。「『アイデア』、こんなにもいい曲だったんだな」って思わせてくれる。三浦大知の歌」にしてしまうんだけど、しっかり本家リスペクトを感じるのは、この人のカバーソングの特徴だと思う。椎名林檎の『すべりだい』、ドリカムの『未来予想図Ⅱ』とかを聞いていてもそう思う。曲の良さを再確認させてくれる。

『アイデア』のPVを再現させているようなところもよかった。弾き語りみたいになるシーンとか、例の振り付けたダンスをご本人で踊るとか。

あと、DJブースみたいなところで歌いながらPCで演奏(サカナクションみたいな)もピコピコしていたのが面白かった。画面でアップになる指捌き、クギヅケ。ピコピコとか、バラードでのギター弾き語りとか、本当にこの人なんでもやる。

 

本当に行ってみてよかった。たぶん次もあったら行くだろうし、円盤も買っちゃうと思う。興味があるひとは映像でもいいからまず見てみてほしい。そしたら、「ライブ行っちゃおうかな?」ってなるから。たぶん。

 

 

 

おまけ、セットリスト

予習しまくっていったから、全部好きな歌だった。『球体』収録曲もあり、ノれるし、しっとりもできるし、アートも感じられるラインナップ。体感30分。

rollingstonejapan.com

【「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END」セットリスト】

~OPENING SE~

  1. Be Myself
  2. Unlock
  3. 硝子壜
  4. Inside Your Head
  5. (RE)PLAY
  6. Perfect Day Off
  7. FEVER
  8. Can You See Our Flag Wavin’ In The Sky?
  9. Breathless
  10. ふれあうだけで ~Always with you~
  11. 世界
  12. カヴァーコーナー
  13. DIVE!
  14. Cry & Fight
  15. 飛行船
  16. Black Hole
  17. Blizzard
  18. EXCITE
  19. music
  20. Darkest Before Dawn

~ENCORE~

EN1. Anchor

EN2. Touch Me

 レポとか

www.billboard-japan.com

rockinon.com

 

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宝塚歌劇星組 『霧深きエルベのほとり』/『ESTRELLAS~星たち~』 感想

宝塚歌劇星組 『霧深きエルベのほとり』/『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』 感想
※ネタバレあり
Once upon a time in Takarazuka
『霧深きエルベのほとり』
作:菊田 一夫 /潤色・演出:上田 久美子
スーパー・レビュー
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』
作・演出:中村 暁

出演:宝塚星組 紅ゆずる 綺咲愛里 礼真琴 ほか
*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・
観劇日時
2019年1月26日(土)15:00~
@宝塚大劇場
*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・
ご忠告
わたしは宝塚に詳しくないド素人ですので、ド素人目線のくだらん感想、及び日記のようなものとなります。ご注意願います。

宝塚、楽し~~!!
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久しぶりに宝塚大劇場へ行った。
宝塚はテレビ放送で少し観ていたが、実際の劇場での観劇は『ベルサイユのばら』『るろうに剣心』程度しかなかった。
宝塚への関心はあったので今までも『ポーの一族』や『エリザベート』辺りを観たいと思ったりもしたが、人気演目であることもあり、まあ当然ながら半端な気持ちではチケットが取れなかった。
今回は幸運にも入手ができたので、以前より「宝塚に行ってみたい」と言っていた母を連れての観劇に至った。

『霧深きエルベのほとり』

あらすじ

ドイツのエルベ川の河口にあるハンブルクを舞台に、荒くれ水夫と良家の娘の悲恋を描いた名作である。1963年(昭和38年)に宝塚大劇場で初演されて、以来幾度となく再演されている。

http:// https://ja.m.wikipedia.org/wiki/霧深きエルベのほとり

>??!?加山雄三!?!?!?<
※違います
少し古典的な海外文学の薫り。
ゆずる様演じる船乗りのカールの、不器用な恋のお話。
お祭りの様子から始まるので、すぐに「宝塚、キタワ~~!!」って気分になれる。
ハンブルクのビア祭りとともに繰り広げられた恋は、祭りの終わりと共に散ってしまう。
切なく去っていくカール兄さんが哀愁漂う。モテ男なのにいつも自分の身分が原因で失恋。その傷を一人で背負いながら、周りには明るく荒くれに振る舞うカール兄さん。切な~~い(涙)
全体的に郷愁を感じさせながら、所々笑いの場面もあり「こういう宝塚もあるんだな~」と新鮮に感じて面白かった。

ただ、やはりわたしの脳内には加山雄三が現れるため、何度か加山雄三の名前を出さなければ脳内の加山雄三が成仏できない。
わかってくれる人募集。

前半、礼さん演ずるロリアンが不憫だった。フロリアンはかっこいいし、頭もいいし、優しいし、人の心に寄り添えるし、しかもピアノうまい。
正直「もうフロリアンでええやん!?」って思ってしまった。
マルギットはフロリアンに対してもカール兄さんに対しても、あまりに鈍感すぎて…いや、21歳だから仕方ない…か…?

そんなマルギット役の綺咲さんも美しくて素敵だったのだが、少しこの作品では声を高めにと思っていらっしゃるのかな?と感じた。
特に素敵だと思ったのはマルギットの妹役の有沙瞳さんで、容姿だけではなく声や台詞の言い方等も美だった(雑なだが率直な感想)。
それともう一人、とある場面でソロをバーッと歌われていた、前髪パッツンめで青っぽいお衣装の娘役さん、名前がわからないのだが歌声がとっっっても素敵だった…。名前…。

警部とそれに従う方々、かっこよすぎて万歳。制服サイコーセイヤー!フォロワ~氏に秋田出身の天寿さんだと教えてもらいました。
七海さんのトビアスもイケメン男前でかっこよかったし、最後はハッピーになってよかった。オメデトビアス

あとはセットに奥行きがあり、本当に港町にいて、海が心地よく広がっているよう。潮の香りがしそう。
落ち葉がキラキラ舞う演出も、自然で美しかった。
祭りの場面に出てくる、緑を基調とした民族衣装もとても可愛くて、自分も着たいと思った。

『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』

薬物をしたときに見る幻覚

いや薬物したことないが。高熱にうなされたりしてもこういう夢見そう。
わたしのレビューのイメージは「わ~!」から徐々に盛り上がり楽しくなっていくもんだと思ってたが、
このレビューは「おっ!?」「わー!」「おおっ!?」「イェーイ!」が繰り返され、脳内が混乱に陥り、ドーパミンが出始めるタイプだった。
色々とめっちゃ面白かった。

セカオワも歌う

SEKAI NO OWARIの楽曲ってほんとはめっちゃいい曲なのでは?と思わせてくれた宝塚歌劇団星組さま。
セカオワの歌い方が好みじゃないだけで、ジェンヌ様のまっすぐなお声で聞く『夜のパレード』は好きだった。
ただ会社の人に「宝塚見てきたんですけど、セカオワの歌がよかったんです~」って言ったら「は?」って返されたわ。ですよね~

唐突なオレンジレンジ

リベルタンゴ』が流れ、カップルダンスが始まると「おっ?一旦タンゴでしっとり締めるのかな?ステキ~」と思………わせた直後の唐突なオレンジレンジ
情緒不安定

リベルタンゴは一瞬で、もはや『リベルタンゴ』ではなく『リベ』ぐらいで終わってる。
その後はオレンジレンジの『チャンピオーネ』祭りが繰り広げられるが、楽しくなってきて「もういいや~!ナーナナッナナ~!」ってなってしまうというオチ。

小出しの情熱大陸

こ、このイントロ…!キタワ~!と上がっていくわたしの血の巡りを尻目になぜか小出しの情熱大陸。「は、はよ~!」と苦しむわたしを焦らしに焦らしまくる(もう最近は毎朝聞いてる程に葉加瀬太郎の『情熱大陸』大好き)。
これほどまでに焦らされたものの、最後はなんかあっさりと終わってしまい泣
帰路にフルを自分で聞いて帰りましたとさ。
けどこのターンのダンスはキリッとセクシー、そしてとてもかっこよかったです。

最後の方でショートカット&脚見せの綺咲さんが登場したが、とても美しくて本当に本当にかっこよかった。あのシーンの舞台写真ほしいくらい。

J-POPが多くていいのかな?と思う選曲だったが、終演後母に「セカオワとか唐突なオレンジレンジとか面白かったな」と言ったところ、「面白かったけど、知ってる曲は平井堅MISIAくらしいか気付かへんかったわ」と返ってきた。オレンジレンジセカオワの気配に気づかなかった模様。意外と母世代には気付かないのかも。

タンゴからEXILEみたいなダンスまであったりして、「こんなこともできるんだよ」ってあまり宝塚知らない人にもアピールができそうなレビューだった。霧深きエルベが古風なのでこっちで弾けたのかな。

久しぶりの宝塚だったがとっても楽しかったので定期的に、且つハマりすぎない程度に摂取していきたいと思いました。

おまけ・七海ひろきさんのインタビュー記事

www.asahi.com
観に行く前に読んだもの

追記:会場で綺咲様のサイン色紙が当たったが、綺咲様ファンのご夫婦に頼まれゆずる様のサイン色紙と交換した。大切に飾ろうと思う。
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新演出版ミュージカル『マリー・アントワネット(MA)』感想メモ②キャラクター編

新演出版ミュージカル『マリー・アントワネット(MA)』 感想メモ キャラクター編

※ネタバレあり

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脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出 ロバート・ヨハンソン
遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より
翻訳・訳詞 竜 真知子

出演
花總まり 笹本玲奈(Wキャスト)
ソニン 昆 夏美(Wキャスト)
田代万里生※ 古川雄大(Wキャスト)
佐藤隆紀 原田優一(Wキャスト)

駒田 一/彩吹真央/坂元健児/彩乃かなみ
吉原光夫 ほか
※万里生さんは博多座、帝国劇場のみ

*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・

観劇日時
2019年1月6日(土)13:00~(花總・昆・原田)
2019年1月13日(土)13:00~(笹本・昆・原田)
@梅田芸術劇場 メインホール

*・*・:::・*・*:::・*・*:::・*・*:::・*・

感想メモ①はこちら

tomoshka.hateblo.jp

 

Wキャストに関しては、色々手違いでマリー以外固定でしか観れなかったのは比較という点で少し残念。特にマルグリット、昆マルグリットは勿論素晴らしかったが、ソニンマルグリットはまた違ったアプローチだと思うので比較のために是非とも拝見したかったな。万里生さんは(たぶんラブネバーダイがあるから)そもそも大阪公演にはいらっしゃらず…。

マリーアントワネットについて

この作品の王妃はいきなり改心したり、反省しはじめたり、市民のことを理解しはじめたりしない。最期までプライドを保つ姿が印象的だった。
「私の罪はプライドと無知、そして人の善意を信じすぎたこと」(意訳)

良いか悪いかは別として、ブレない。

確かに世間知らずだったかもしれないが、『知ろうとしなかったこと』が大きいのかもと思う(それをまだ王妃はわかってないのかもしれない)。少女の頃にウィーンからフランスに連れてこられ、その後「プライドを保つこと」を教えられながら閉じ込められた王妃は、世間を知る余地がなかったと思うので、これもまた悲劇。

ただ知るチャンスはあった。アメリカ独立戦争に参加してきたことで、王政の危機を察したフェルセンが王妃にも幾度となく注意喚起してくれたのに、現実と向き合う勇気がなかった王妃。最後の「知るチャンス」だったのに…。

花總さん

何度もマリーアントワネットを演じてきた方なので、登場時から後光が差す程の気品が溢れんばかりに放たれていました。輝いている。あの方の笑顔を見たらひれ伏したくなりますね。

後半特に「さすがプロマリーアントワネットだな」と思ったのが、幽閉されて地味な衣装になっても気品が消えないところ。そして最も脳裏に焼き付いているのが革命裁判に呼ばれている時の姿。かつての姿とは全く違った痛々しい姿なのに、目を潤ませまっすぐ前を見ている花マリー様は「マ、マリー様のプライドの擬人化!?!?」と思ってしまうほど凛としていたんですね…涙。拍手。

笹本さん

初演時はマルグリット役をしていらしたんですね。なんかそれだけでもグッときますね~。

元々少し太めのお声なのか、少しお歌に癖がある感じだったのですが、演技で感動させて頂いたので問題なしです。

まずビジュアルが最強すぎて「マリー!」って言いそうになった。ご本人が演じている時期の王妃と近い年齢だと思うんで、はしゃぎ方とかとあんな感じだったのかも!?

特によかったのは子供達と歌を歌う場面。これから起こることなんて知らず、幸せそうに微笑む姿はみんなを幸福にする…っていうか、しました!全員幸福にしたと思います。

 

どちらのマリーもそれぞれ特徴があって、素敵でした。

マルグリットについて

マルグリットちゃんは皆のリーダー的役割をしたり、皆のためにパンを盗んできたりすることから、おそらく彼女の根の性格は優しく、正義感が強い。

彼女の当初の原動力は貴族や自らの貧しさに対する「憎しみ」だけだったかもしれないが、途中からは正義感が加わって「現状を変えたい」という思いで動いてたように見えた。

だから「革命の名の元に暴走する人たち」と「変化に億劫な女たち」に挟まれて葛藤したと思っている。勝手に。

最後王妃を庇ったようになってしまったのは、同情ではなく正義感だったのかもと思っている。これも勝手に。

昆さん

細くて小柄なお体のどこからあの歌声は出ているのでしょうか??力強くて芯のある歌声と姿、かっこよかった。

強く歌うけど怒りに身を任せるというより訴えかけているような。

夏の夜の舞踏会で企むよ!っていうシーンで、歌い上げた後悪そうな顔で「ニヤッ」って笑うんですけど、そこがめっちゃ好き

フェルセン伯爵

フェルセン伯爵ってなんかずるいポジションなのであんまり好きじゃなかったんですが、今回変わりました。「爽やかイケメンで王妃の愛人、命をかけて助けようと頑張る!」ってところが王子様すぎませんか?おいしいとこもってくやつってイメージだったんですが、MAのフェルセンはかなり冷静で、ちょくちょく現実を突きつけてくるのがよかった。

しかもフェルセンの曲は結構良い曲が多いなと思った。

『遠い稲妻』は勿論だし冒頭と〆の曲も良。

『私たちは泣かない』も素晴らしかった…。一回目はフェルセンから別れを惜しむ王妃に対して「泣かないで~」って歌うのに、リプライズでは幽閉された王妃からフェルセンに歌うところ!クゥ~ってきた(語彙力と表現力の少なさを惜しむ絵文字)。

古川さん

見た目だけではなく考え方もスマートな冷静フェルセンですごく良かった。稽古映像で観た万里生フェルセンさんは熱き情熱って感じだったが(舞台でも見たかった)、古川フェルセンは物事を常に客観的に見てそう。理系そう。理系フェルセン(?)。見た目も美しすぎてもはやバーチャルなので、AIだったかもしれん。でも淡々としてるのではなく優しさに溢れている、それ故胃に穴が開いてそう。そんなフェルセン。

冒頭に仮面舞踏会での王妃との出会いを語るシーンで初め「ニヤ……」ってするのに王妃とわかって「ハッ!!!」ってなるとこ好き。

オルレアン公

野望を叶えるため手段は選ばないオルレアン公。利用はするもののマルグリットに優しいところがちょっと好きだった。

吉原さん

かっこよすぎでは…笑?かっこよすぎて思わず笑ってしまうんですが。あんな歌声で野望を宣言されたらまあ扇動されますよね。

吉原さんにはモーツァルト!』の大司教を是非ともやってほしいんですが。ゆ~様の大司教も、「上品な雰囲気なのにありとあらゆる手で束縛してくる」っていう妖艶さが良いのだが、吉原さんが大司教になったらウィーン版の圧倒的歌唱力で攻撃してくるセクシー大司教みたいになれると思う。是非とも次回Wキャストでもいいので。よろしくお願いいたします!

ルイ16世

たぶん王政の限界を予想していたのではと思わせてくる切なさ。ギロチン作りも、自分の将来を予感して作らせてたんじゃないかと思ってしまう。『もしも鍛冶屋なら』とか本当に切ない。

「国民に刃を向けることはできない」っていうシーンがかなり印象に残っていて、そこが王妃とは違うところかなと思う。何も殺さなくても、話し合えばこの王なら平和に王政を閉めれたのではとか考えるけどそんな簡単な話ではないか。

原田さん

なんかお顔が女の子みたいにかわいいのですが。かわいいのですよね…。

そんなかわいいお顔だけど、物憂げな気配を背負っていて切ないの極み。子供達におもちゃをつくってあげたり、王妃にも優しい言葉をかけたり、革命を起こす市民に従ったり…。単なる気弱なのではなく心が優しい王って感じで素敵でした。

ランバル公爵夫人

彼女が塔から出ていった本当の意図が気になって吐きそうです。だれか想像でいいんで「こういう風に考えたよ」っていうのがあったら教えてほしいです。そして彼女の最期を想像しても吐きそうです。九月虐殺ダメゼッタイ。

彩乃さん

王妃が信頼を寄せる女性だというのがひしひし伝わってくる温もり。特にマリーアントワネットワンダーランド(例の庭)の時に子供達に微笑む姿…あれを観てわたしは「温もりだ…彼女の周りに暖かなオレンジ色が見える…!」と思いましたね。素敵です。

レオナール&ローズ・ベルタン

及び駒田さん&彩吹さん

この二人は大好きですね。キャラもいいし衣装も好き。カラフルを身につけるレオナールと、アニマル柄を身につけるローズベルタン。

特に店にマルグリットが訪れたときの二人の反応が好きすぎ。あとは逃亡するときの「ドイツへ~♪」とか。二人が出てきたら元気出る。テナ夫妻とかのポジションだと思うが、特にめちゃくちゃ悪いことしてるって感じでもないので快く楽しく見れる。

ジャックエベール

及びサカケンさん

ジャックエベールこの野郎………ジャックエベールさんに対する怒りは前回書いた革命に対してと被るんで割愛しますね。まっすぐなマルグリットちゃんを裏切りやがってこの野郎…。

サカケンさんは1789でも拝見したが、その時のラマールちゃんとは違ったシビアな存在で、ジャックエベールには腹が立つがサカケンさんはかっこよかったです。

マルグリットに「わたしは誰のものでもないわ」って言われるシーンが印象的なのですが、フェルセン伯爵も王妃に「私はものではありません」っていうシーンがあるんですよね。これはまた何かメッセージだぞ!と思うのですが、また書き始めたら長くなりそうなんで、またにします。

そのほか

宝石商がかわいそうすぎたんだが。あの悲壮感に襲われた表情で首飾りを広げる姿、かわいそう過ぎてなんかもう笑ってしまった。司教の小者感もよかった。ちょっと彼もかわいそうだったが。

 

アンサンブルの皆さんも素晴らしかった。リーヴァイの音楽はアンサンブルがパワフルじゃないと物足りなくなっちゃいそうなので、不可欠ですよね。

群舞とか合唱とかめっちゃ好きなので、アンサンブルの方々の力強い歌声聞くと本当にワクワクする。舞台も壮大になるし。ブラボーです。

 

書きながらまた色々浮かんできてしまう。それほどまでに奥深い舞台だったんだなと思う。最後の全員で歌うのはレミゼラブルっぽいけど、訴えかける感じですごく好きだったし。テーマがテーマですし。お寿司。

 

勉強不足というか、こういう歴史モノや社会的なモノが好きとは言え知識が乏しいので薄っぺらい感想だが、しばらくしてこれを見返した時に「そうじゃないだろう」とか「これはこういうことでは?」っていう自分に期待してる。